ニューホライズンコレクティブ(以下、NH)は、同社が提供する「ライフシフトプラットフォーム(以下、LSP)」に、NECグループ、日本航空、パナソニック オペレーショナルエクセレンス、大手商社の計4社に在職中の社員や、30歳代~60歳代までの、金融、不動産、メーカー、コンサルティングなどの企業出身ですでに個人で活躍している合計25名が、2023年4月より参加したと発表した。
約2年間で蓄積されたNHオリジナルのリスキリングモデル「Co-Skilling(コ・スキリング)」を基に、学び直しの機会、新しいネットワーク形成の機会、コラボレーションによる新たな価値発揮にチャレンジするとしている。
取り組みの内容
LSPに参加するメンバーは、ミドルシニアプロフェッショナル人材と共に「新しい学びの機会」「仲間・チームづくりの機会」「新しいやりがい創出の機会」を得ながら、新しい価値発揮の在り方にチャレンジ。「新しい学びの機会」としては、個人事業主として新たな事業を始める人や、副業・兼業を検討している人に向けて「開業の準備」「会計の基礎」「ITスキル」などを仲間と一緒に学ぶ場を提供したり、また、メンバーが講師となるマーケティングの講座などを用意しているという。「仲間・チームづくりの機会」としては、サークル活動やコミュニティ活動を通してメンバー同士の活発な交流をサポートし、新たなネットワークの創出、ビジネスシーズの発見、同じ境遇の仲間同士の課題解決を可能にしながら「新しいやりがい創出の機会」を提供していると述べている。
LSP導入が課題に対して生む効果
NHでは、リスキリングのオリジナルモデルCo-Skillingの考えを基に、Whyから始まる良質な「学び」と、刺激し合い・助け合う「仲間」、その学びと仲間を活かす「新しいやりがい創出の機会」を提供することで、今後のライフシフトのプロセスを前進させるという。2022年12月にNHが約2年間、LSPの仕組みを基盤として活動した参加者に対し実施したアンケートでは、90%以上が「(人生が)充実」と回答し、91%が「学びを実践している」と答えたという。
今後、時代の変化に対応するために人事制度やリスキリングなどの独自の打ち手を模索する企業に対しても、Co-Skillingを軸としたライフシフトプロセスを展開し、その課題解決に努めていくとしている。