博報堂DYホールディングスのグループ横断型研究開発組織「Creative technology lab beat」において博報堂DYメディアパートナーズは、生成AI技術により画像を動画に変換し、ユーザーが広告プロモーションやストーリーの一部に参加できるAI映像サービス「H-AI NARRATIVE」を提供開始した。
博報堂DYメディアパートナーズでは、AI技術のクリエイティブ業務への活用を目指し、映像生成AI技術の研究開発を行ってきた。今回、生成AI技術に強みを持つイスラエルのD-IDと共同で、AI技術を広告キャンペーンに活用する映像自動生成システムを開発したという。
H-AI NARRATIVEは、生成AI技術を活用した静止画から動画への変換、その動画と映像素材を統合するための合成、完成した動画を各ソーシャルメディアプラットフォームに投稿するためのアウトプットを行うシステムを搭載。静止画を動かすアルゴリズムを設定し、ドライバー映像の顔の動きや表情や感情を再現するアニメーション処理を行うとしている。
この一連の作業をクラウド上で行い、パーソナライズされたコンテンツを提供。ユーザー体験を進化させ、企業のキャンペーンプロモーションやSNSの運用支援に貢献するという。
Creaitve technology lab beatは今後も、同サービスの機能開発やサービス性の向上を目指し、改良を進めていくとしている。