凸版印刷と沢井製薬は、新たな健康支援サービス提供の開発に向けた協業を検討していくことで合意した。
凸版印刷は、住まいの中から居住者の体重変化や体組成などのPHR(Personal Health Record)データを収集する「cheercle」を提供。沢井製薬では、PHRデータを管理、本人同意のもとで医療従事者と共有、治療や服薬指導にも活用できるPHR管理アプリ「SaluDi」を展開している。両サービスを連携することで、居住者の健康情報を確認しながら質の高い医療の提供や、生活者や地域の医療・ヘルスケアサービスの向上が可能になるという。
両社は同協業を通じ、地域のヘルスケアサービスのDXを推進することで、健康寿命の延伸と社会保障費の抑制の両立を実現する、持続可能な社会の実現に貢献していくとのこと。また、凸版印刷が提供する他のヘルスケア関連サービスとの連携も進め、PHRを活用した地域医療のプラットフォーム構築を目指すとしている。