デンソーは、三井住友海上火災保険(以下、三井住友海上)と、地域課題を解決していく共創パートナーとして協業を開始した。
デンソーの地域情報配信システム「ライフビジョン」と、三井住友海上の災害情報収集・分析サービス「防災ダッシュボード」を連携させ、新たな機能を開発するための実証実験を、8月末まで実施するという。
同実証実験では、鹿児島県霧島市で導入されているライフビジョンを活用した「きりしま防災・行政ナビ」に、防災ダッシュボードを試験的に連携させ、実際の現場における利便性などを検証。ライフビジョンで収集した情報を防災ダッシュボードに連携表示することで、アプリによる収集情報を含めた災害情報の一元管理ができる新機能を開発するとしている。
デンソーは今後、今回開発した機能の全国自治体への提供を目指すとともに、防災・減災ソリューションの提供によって地域社会の課題解決に貢献するという。