データセクションでは、ビッグデータ分析技術の発展用途として、「人工知能領域」に注目し、新規事業の1つとして同領域のアライアンス・研究開発・エンジニアの確保等に取り組んできた。
すでに大手事業者との取り組みを開始しており、実用化レベルでの精度が確認できたため、ディープラーニングを活用した「WEB画像フィルタリングサービス」の提供を開始することになったという。このサービスにより、従来の技術では実現できなかった高精度な画像判定を低コストで提供できるとしている。
このサービスは、API経由で提供し、Web上に多数存在する画像を自動判定し、ジャンル分類を行う。たとえば、裸、事件等の不適切画像を自動で判定することで、自社のメディア、掲示板、SNS等に不適切な画像が投稿されても、掲載される前に自動で除外することが可能になる。
また、このサービスでは、学習データ(顧客が保有している画像判定したいデータ)を用意することで、企業ごとのカスタマイズが可能になり、顧客ニーズに沿ったサービス提供を可能にするという。