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大和ハウス、PKSHA WorkplaceとAIヘルプデスク運用開始 対話データ活用で生産性向上へ

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 PKSHA Technologyは、同社グループ会社であるPKSHA Workplaceが、大和ハウス工業(以下、大和ハウス)と、「AIヘルプデスク for Microsoft Teams」(以下、AIヘルプデスク)の運用を開始したと発表した。

 AIヘルプデスクの導入にあたり、まずはMicrosoft Teams上にバーチャルな問い合わせ受付窓口と問い合わせの管理機能を搭載。受付を集約した上で、担当への取り継ぎや対応状況の管理ができる仕組みが構築されたという。また、ヘルプデスク上で蓄積された対話データを「PKSHA Knowledge Maker」によってナレッジ化することで、同様の問い合わせが発生した際にチャットボット上でAIが回答を行うことが可能に。この一連の流れにより、ナレッジの蓄積やFAQ生成の運用負荷が低く、メンテナンスのコストをかけずにAIチャットボットを活用できるとしている。

 導入時には、人事部で特に問い合わせの多い、給与、勤怠、福利厚生などの項目に回答対象を絞り、PKSHA Knowledge Makerでマニュアルより作成した約350件のFAQを準備した状態で活用を開始。その上で、東京本社本店・九州支社所属の従業員約3,000名向けに有人チャットでの問い合わせ対応とAIチャットボットによる窓口を公開し、日常的な問い合わせ対応を通じて汎用的なFAQ情報の作成に着手しているという。

 大和ハウスでは試験的な展開の後、全国の従業員に向け展開を進め、問い合わせ業務の効率化・資産化を通じて生産性の向上と、従業員にとって働きやすい環境の提供を目指す。PKSHA Workplaceは、大和ハウスおよび様々な企業との取り組みを通じて、AIヘルプデスクを中心としたシステムの開発・実装を加速するとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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