イノベーション推進は「セーフ・トゥ・フェイル」に
イノベーション・マネジメント実現の第一歩として、イノベーションとエグゼキューションの違いを把握することが何より重要だとブランク氏は指摘。いくつかの項目でその違いを説明する。
![スティーブ・ブランク氏[スタンフォード大学非常勤教授/Gordian Knot Center for National Security Innovation共同設立者]](http://bz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9772/9772-01.jpg)
[スタンフォード大学非常勤教授/Gordian Knot Center for National Security Innovation共同設立者]
もっとも顕著な違いは、リスクと失敗の許容度だ。中核事業は、フェイルセーフ(failsafe:失敗しない)でなければならないという。廃業のリスクを負ってまで、中核事業でイノベーションを狙うことは賢明ではない。一方、画期的なイノベーションのためには、セーフ・トゥ・フェイル(safe to fail:失敗してもかまわない)な環境が必要だ。失敗を許容する環境がなければブレイクスルーは起こらない。