「3つのホライゾン」で同時にイノベーションを起こせ
ブランク氏は、かつてマッキンゼーが提唱した企業の持続的かつ破壊的なイノベーションを実現するためのフレームワーク「スリーホライゾンモデル(3つのホライゾン)」を紹介した。
ホライゾン1は、既存事業を拡大すべく今後数年以内に顧客を開拓したり、製品を強化するフェーズ。ホライゾン2は、現在の経営資源を活用しながら新規事業の創出に向け、新たな技術やアイデアに投資するフェーズだ。そしてホライゾン3では、いわゆるディスラプティブ(破壊的)な取り組みに挑戦する。これら3つのホライゾンで同時にイノベーションを起こすことが、持続的なイノベーションの鍵だとされている。