キュレーションズとコズムは、戦略的事業提携を開始した。同提携により、KC技研の開発リソースも活用。ソフトウェア領域からハードウェア領域まで「モノづくり」を含め、デジタル接点を前提とした商品開発をワンストップで支援する体制を強化する。

キュレーションズは大企業における新規事業創出の戦略設計と構想・実行支援に豊富な実績を有し、創業から累計売上約320億円の事業創出の実績がある。一方コズムはキョウデンプレシジョンとの合弁会社「KC技研」を設立し、基板設計からセンサ実装、組み込みソフト開発、量産・梱包・物流までをカバーする実装インフラを保有している。
同提携により、両社は次のような企業ニーズに応える支援体制を実現。
- 顧客課題をビジネス視点で検証するためのPoC体制
- プロダクト設計だけでなく収益モデル転換・SaaS化まで見据えた支援
- エッジAI・センサ連携など高度技術への対応を含めた総合的な開発支援
- 顧客企業の“構想で終わらせないための外部開発部隊”としての機能提供
また、次のとおり事業構想から市場実装までのフェーズに応じた支援を共同展開するという。

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