丸井グループは、すべてのステークホルダーに向けた企業活動の報告書「共創経営レポート2023」(日本語版)を発行した。
今回のテーマは「社会課題解決企業への進化」
丸井グループは、2019年に公表した「ビジョン2050」の実現に向けて、サステナビリティ、Well-beingにかかわる目標を「インパクト」として掲げている。2023年6月には、取り組みを加速させるために「社会課題解決企業への進化」を宣言した。
今回のレポートでは、この「社会課題解決企業への進化」をテーマに、創業から培ってきた同社の強みをビジネスの変遷を踏まえて整理しながら、進化に向けた様々な社会実験と、それを実現する「人」と「組織」について、事例を交えながら記述しているという。また、2021年のレポートで好評だった役員紹介は、今回「私のフロー体験」をテーマとし、普段とは違うカジュアルなスタイルで役員一人ひとりの価値観や多様性を表現しているという。
同レポートは、経営戦略書であると同時に、ステークホルダーとのコミュニケーションツールでもあるとし、「丸井グループのめざす姿」への共感・体感につなげるべく「一般的な統合報告書からの脱却」を念頭に編集・制作。同レポートをツールとしてステークホルダーと対話することで、丸井グループへの理解が深まるとともに、同じ志を持つ仲間や共感者を募り、すべての人が「しあわせ」を感じられるインクルーシブな社会を共に創り上げていきたいと述べている。