デロイト トーマツ グループのエスピーアイ、およびエスピーアイの関係会社であるSPIインタラクティブ、シンプルビジネスソリューションズの3社は、エスピーアイを存続会社として合併し、2024年2月1日より社名を「デロイト トーマツ エスピーアイ株式会社」へと変更した。
これにより、クライアント企業のマーケティング活動のデジタル化に関連するサービスを強化していくと述べている。
具体的には、エスピーアイが行ってきた雑誌・新聞・ラジオなどのマスメディアにおける広告購買監査と、SPIインタラクティブによるWeb、ソーシャルメディアなどのデジタルメディアオーディット、シンプルビジネスソリューションズによる社内販管費の分析および最適化などを統合することで、マスメディアとデジタルメディアの双方を対象とする付加価値の高いメディアオーディットを提供するとしている。
また、デロイト トーマツ グループの専門家と連携したサービス提供にも磨きをかけ。従来から行ってきた、広告・メディア投資における説明責任、規律・統制、透明性の実現に向けたメディア&アドバタイジングアドバイザリー、マーケティング組織の業務プロセス・ガバナンス構築からマーケティング効果検証のほか、グローバルで活躍する日本企業や組織に対するサービスの提供能力を高めていくという。
存続会社となるエスピーアイは2014年に設立された、分析・戦略的プランニング・評価から業務改善までをサポートするトータルマーケティングコンサルティング会社。広告購買監査(メディアオーディット)分野のパイオニアとして、広告主のマーケティング・広告投資の最適化と透明化を追求しており、2022年5月からデロイト トーマツ グループの一員として活動してきた。
デロイト トーマツ エスピーアイは今後、エスピーアイの強みであるメディアオーディットやマーケティングコンサルティングに関する専門的な知見やネットワークと、デロイト トーマツ グループの会計監査、ガバナンス リスク コンプライアンス、ビッグテータ分析といった専門サービスとのシナジーを追求し、マーケティング組織の業務プロセス・ガバナンス構築からマーケティング効果検証まで、クライアントのデジタルマーケティング領域における課題解決を「End-to-End」で支援すると述べている。