日産自動車と本田技研工業（Honda）は、自動車の電動化・知能化に向け、戦略的パートナーシップの検討を開始する覚書を締結した。

　カーボンニュートラルおよび交通事故ゼロ社会に向けた取り組みを加速するためには、環境対応技術・電動化技術・ソフトウェア開発などの領域に関する強化が不可欠となるという。そこで両社の強みを持ち合い、将来的な協業を見据えた検討が必要だと考え、今回の合意に至ったとしている。

　具体的には、自動車車載ソフトウェアプラットフォーム、バッテリーEVに関するコアコンポーネント、商品の相互補完など、幅広いスコープで検討を進めていくという。