東芝デジタルソリューションズと、みずほリサーチ&テクノロジーズは、サプライチェーンを構成する企業のサステナビリティ経営支援に向けて業務連携に合意した。
これにより、東芝デジタルソリューションズが提供するサプライチェーン・プラットフォーム「Meister SRM ポータル」とみずほリサーチ&テクノロジーズが提供するサステナビリティ経営支援サービス「みずほSDGsビジネスデザイン」のサービス提携を3月21日から開始するという。
Meister SRM ポータルは、サプライチェーンの強靭化や高度化に向けて、ものづくりに関わる企業同士をつなげ、企業間の情報の発信と共有を促進するとともに、事業活動をサポートする様々な提携サービスを提供するポータルサービス。1次サプライヤだけでなく、2次以降のサプライヤを含めた密なコミュニケーションを可能にし、新たなパートナーの開拓や、災害時の生産停止リスクの把握、カーボンニュートラルの対応状況の把握などのニーズに応えるコミュニケーション基盤を提供するとしている。
みずほSDGsビジネスデザインは、みずほリサーチ&テクノロジーズがこれまで培ってきた発展途上国などの海外における事業展開・拡大に関する知見、ノウハウ、ネットワークを活用し、企業における最適なSDGsビジネスの創出、およびビジネスエコシステムの形成による当該ビジネスの発展を支援するコンサルティングサービス。SDGs研修、中期経営計画/中長期ビジョンへのビルドイン支援、社内課題の改善等支援、既存事業の活性化支援、新規事業の創出支援の5つのアプローチで顧客の要望に対応するという。
同業務連携により、SDGs、ESGなど、サステナビリティ経営を経営戦略や事業に組み入れることを考えているMeister SRM ポータルのユーザーにとって、みずほSDGsビジネスデザインへのアクセスが容易となり、課題解決に向けての選択肢が広がるとしている。