NTTデータグループの民間気象会社であるハレックスと、衛星データ解析システムの開発を手掛けるスペースシフトは業務提携に合意した。
ハレックスは、2023年4月に地理情報システム(以下、GIS)向け次世代気象データAPI「HalexSmart!」をリリース。GISで様々な気象データを重畳させるサービスを提供しており、様々な顧客の課題を解決するための気象データラインナップの拡大を目指しているという。
またスペースシフトは、衛星データにおける解析技術の活用分野の拡大を目指しており、業務提携に向けて協議してきた。その結果、特に防災分野および農業分野において、両社が保有するデータと解析技術を補完しあうことで精度の高いデータを生成し、顧客がそのデータを活用できるソリューションを開発、提供することを目的とした研究開発を行うことに合意したとしている。
同提携により両社は、ハレックスの強みである気象データの収集・処理・提供技術と、スペースシフトの強みである人工衛星データの分析アルゴリズムを統合した価値の高い商品・サービスの提供を目指すという。