ブレインストーミングのルール
ブレインストーミングは、広告代理店の創業者アレックス・オズボーンによって1939年に提唱された。その際、彼は4つのルールを設定していた。
- 量にフォーカスする:量が質を生む。まずは量を追求する
- 批判を避ける:ダメ出しは行わない。寛容な態度で
- 変わったアイデアも歓迎する:「聞いたことがない」は褒め言葉。既存の枠を外す
- アイデアを組み合わせ発展させる:組合されたアイデアをさらに組み合わせる。可能性を探求する
なお、オズボーンのルール設定から約半世紀後に設立のスタンフォード大学d.schoolでは、8つのルールを設定している。基本的には、オズボーンのルールをより拡張させた形になっている。
ブレインストーミングにまだ慣れてない場合は、ルールの中から1つだけを意識して実践し、徐々に2つ、4つ、8つと増やしていくと言いだろう。
個人的なお気に入りは「視覚化」することだ。言語よりも周囲の人間に刺激を与えられるし、どんな状況をイメージしているのかを簡潔に伝えることができる。視覚化については、非常に有益な『Rapid Viz』という洋書がある。ぜひ参照してみて欲しい。
それでは、ルールを意識しながら実際にブレインストーミングをやってみよう。簡単な手順を紹介したい。