今回協業した4社は次のとおり。
- エナジー・ソリューションズ(東京都千代田区)
- サイバートラスト(東京都港区)
- ソフトバンク・テクノロジー(東京都新宿区)
- ユビキタス(東京都新宿区)
今回の協業によって、各社が持つ、セキュリティ技術、IoT クラウド/組込ソフトウェア関連技術、ソーラー O&M システムといったICT関連技術の知見と経験を生かして、ドローンの機器認証と自動航行制御、IoTクラウドでの管理データのBigData化・解析を行い、ソーラーモジュール検査の時間短縮、省力化およびコスト削減を実現する。
ドローンとクラウドを活用したソーラーモジュール検査サービスは、次のような特徴があるという。
・検査コストが安価:1MWメガソーラーのモジュール検査を1/2~1/3のコストで提供可能。
・検査時間が短く、その場で報告書を確認し対応が可能:赤外線カメラ搭載ドローンを使用するため、1MWメガソーラーのモジュール検査を約20分程度で検査が可能。赤外線画像を即座にデータセンターで画像解析し、検査結果情報を現場にフィードバックするため、問題解決に即座に対応することが可能。
・1日で複数のメガソーラーの検査が可能:現場での検査は準備等を含め、1MWメガソーラーで2~3時間で完了するため、1日で複数の太陽光発電所の検査を実施可能。
また、4社により、ソーラーモジュール検査に関する特許出願をした。
今後、代表的な再生可能エネルギーである太陽光発電所の定期検診におけるソーラーモジュール検査サービスの共同開発とサービス提供を実施していくとしている。