タカラレーベンは、全国でキャンプ・グランピングフィールドの運営、企画開発を行っている VILLAGEと、福岡県うきは市の廃校（旧姫治小学校）を活用したキャンプ場「UKIHA RIVERCAMP」 をプレオープンした。

　UKIHA RIVERCAMPは、11月23・24日にプレオープンを実施。プレオープンに伴い当日は、宿泊するゲストと、試泊イベントとして同キャンプ場の施設であるバレルサウナ（丸い樽型の筒状の木製サウナ）の組み立てや、プール更衣室の外壁を塗装するイベントを開催した。ゲストは設営したバレルサウナの「1番風呂ならぬ1番サウナ体験会」を体感したという。夕食は、おでんとバーベキューで楽しんだとしている。

UKIHA RIVERCAMPの取り組みについて

　MIRARTHホールディングスのグループ会社であるタカラレーベンは、「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」というOur Purpose（存在意義）を達成するために、2030年までの長期ビジョン「地域社会のタカラであれ。」をグループで掲げている。

　そのパーパス・長期ビジョンのもと、同事業を行うことにより、うきは市の地域課題となっていた遊休不動産を活用（廃校の活用）し、地域活性化（交流人口の増加・観光推進・地域特産品の活用・地域雇用の発生など）および地域課題解決の一助となることを目指す。また、有事の際は、同キャンプ場を避難所として使用でき、地域の防災にもつながる取り組みになるという。

　なお、同キャンプ場のグランドオープン予定は、2025年春を予定している。

【関連記事】
・SkyDrive、JTBと「空飛ぶクルマ」を活用した観光価値の創出に向け、連携協定を締結
・JALとNEC、搭乗口で機内持ち込み手荷物をAIで解析・積載量を推定するソリューションを実証実験
・JR東日本、高輪ゲートウェイ駅のまちびらきに向け、ショート動画などコンテンツを拡充