デジタルガレージは、りそなホールディングス(りそなHD)との共同運営により、医療業界に最適化したオンライン決済サービス「CurePort(キュアポート)」の提供を12月19日より開始した。なお、りそなグループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行は12月19日から、みなと銀行は2025年1月以降に本サービスの取り扱いを開始する。
「CurePort」は、医療機関で利用できるオンライン決済サービス。医療機関は、「CurePort」を導入することで、簡単にキャッシュレス決済を導入でき、患者は専用アプリに診察券番号とクレジットカード番号等の決済情報を登録することで、診療後の支払いを迅速かつスムーズに行うことが可能となる。
サービスの特長
患者は自動決済で診療後すぐに帰宅可能、医療機関の業務効率化に資するDXを実現
本サービスは、診療当日の受付から会計までオンラインで管理可能なプラットフォームを患者と医療機関に提供する。従来の受診の流れから、会計のフェーズを分離し、患者の帰宅後に決済を実行することで、待ち時間の短縮による患者の満足度の向上や、医療機関の業務効率化を実現する。
決済専用端末が不要、医療機関で導入済の電子カルテ・レセコンと連携可能
本サービスは、専用の決済端末が不要で、低コストかつ迅速な導入が可能。また、医療機関で導入済のシステムとの連携が可能であり、システムをより円滑に活用できる環境を提供する。
大手決済代行事業者と大手金融機関による共同事業運営
デジタルガレージグループとりそなグループ、双方の強みを最大限に生かした共同事業運営により、今後もシームレスな受診体験の実現に向けたソリューションの企画開発を推進していく。
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