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コルモアナとトライフォースが業務提携 生成AIの民主化に向けた取り組みを開始

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 コルモアナは、トライフォースと業務提携を締結した。両社は、生成AI活用の加速と社会実装の推進を目的に「活用人材」と「導入システム」の両輪を社会に届けるパートナーシップを構築。生成AIの民主化に向けた取り組みを本格的に開始する。

背景

 近年、生成AIの急速な発展により、企業や自治体における業務効率化・付加価値向上のニーズが高まっている。

 総務省の「令和5年版 情報通信白書」によれば、日本のAIシステム市場は2022年時点で約3883億円(前年比35.5%増)、2027年には1兆円規模まで拡大する見通しとされており、あらゆる業界でAI導入が“選択肢”から“前提条件”へと変化しつつある。

 しかし、現場では次のような課題が顕在化している。

  • AIを「導入」しただけで終わり、“使いこなせない”まま現場に浸透しない
  • 現場の理解が追いつかず、ツールの定着率が上がらない
  • 経営陣と現場の間にAI活用の温度差がある

 このような背景のもと両社は、生成AIの実装と人材育成を一体で支援する体制を築くため、業務提携に至った。

 コルモアナはAIプロトタイピング技術を生かし、クライアントの業務課題にフィットしたシステムをスピーディーかつ柔軟に開発するプロフェッショナル集団。一方トライフォース社は、法人向けに実務直結型の生成AIリスキリング研修を提供し、経営層から現場社員までのマインドセット改革とスキルアップを支援してきたという。

 両社の提携により、「学ぶだけで終わらないDX」の実現に貢献できると確信していると述べた。

 同提携では次のようなシナジーが期待されるという。

  • 新規事業やPoC段階から、教育と実装をワンストップで提供
  • 研修後すぐに業務への実装・活用が可能なプロトタイプの構築
  • 経営戦略に合わせた段階的なスキルアップとシステム展開が実現

 今後は、生成AI活用に課題を抱える企業や自治体との連携をさらに強化。業界ごとのニーズに合わせた研修カリキュラムとプロトタイプ開発支援を共同で展開していくとしている。

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