三井物産と東北電力は、東北電力グループのデータ分析とAI技術を活用した業務変革および多角的なサービスの強化に向けて協業することに合意し、2025年7月30日(水)に基本合意書を締結した。

三井物産は、三井物産グループの関係会社が有するIT支援サービスやデジタルBPOサービスなどを総合的に組み合わせ、企業のデータドリブン経営推進に向けた支援事業に取り組んでいる。一方の東北電力は、持続的な経営基盤の強化としてDX分野への注力と地域との価値共創を推進している。
両社は今後、次の領域を中心に具体的な取り組みについて検討を進めていく。
1.データ分析およびAI技術を活用したDX推進
2.東北・新潟地域の持続可能な成長に資するDXサービスの事業化
3.DX推進に係る人材育成・交流
協業の第一弾として、三井物産グループでデータ分析やAI活用を担うMBKデジタルと東北電力の間で、データ分析およびAI技術を活用したDX推進に関する基本合意書を締結。東北電力グループにおける業務プロセスの高度化・効率化、CX向上、営業力強化、デジタル人材の育成において協業を進めることに合意した。
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