サントリーホールディングスは、水に関する科学的知見の提供を通じて用水確保をサポートする新会社「Water Scape」を設立し、2025年4月より事業を開始する。

Water Scapeは、サントリーグループの社内ベンチャー制度「FRONTIER DOJO(フロンティア道場)」から生まれた企業。データやエビデンスを基に地下水を可視化し、持続可能な用水確保に向けた取り組みをサポートする。
具体的には、企業などの事業者に対し、地下水量の診断やモニタリング、持続可能な用水確保のための投資計画も含めたアクションプラン策定(支援)などのサービスを提供予定。まずは地下水利用に課題を持つ企業などを対象にサービスを開始し、将来的には健全な水循環への貢献を志す企業や地域社会に向けて、それぞれの活動の価値向上に向けた活動支援も行っていく。
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