NTTドコモグループからスピンアウトしたcoordimateは、同社が運営するファッション相談サービス「coordimate(コーディメイト)」を、大丸松坂屋百貨店が運営するファッションサブスクリプションサービス「AnotherADdress(アナザーアドレス)」へ実装し、実証実験を開始する。

coordimateでは、相談者が自身のファッションを投稿すると、ファッション好きの一般男女「mate(メイト)」から「アリ/ナシ」のリアクションやアドバイスなど、フィードバックを最速30秒でもらえる。一方のAnotherADdressでは、420を超えるデザイナーズブランドのアイテムを“シェア”という形で会員に提供している。
両社は2025年4月24日(木)より実証実験を開始予定。AnotherADdressの会員の一部を対象に「専属スタイリストへのファッション相談」サービスを提供する。対象期間中、会員はAnotherADdress上での服選びや服装に関する相談をチャットで行うことが可能だ。
同実験を通じて、両社は百貨店接客のオンライン化に向けた基盤を構築するとともに、サービスの正式提供に向けた検討を進める。将来的にはAI技術を活用し、ユーザー一人ひとりの好みやニーズに合わせたパーソナライズスタイリングの提案を目指す。
【関連記事】
・ミズノ発スタートアップのDIFF.が資金調達 糖尿病患者向け3Dプリントシューズ事業に新規参入
・りぷらす、AI試着サービス「きてみて」を開発 アパレル企業との試験運用へ
・ZOZO NEXTら、AIで衣服の着心地を計測・数値化する共同研究開始 ECの購買体験向上を目指す