UXメトリクス手法の正しい選択から正しい洞察へ
篠原:では、どのようなメトリクスを採用していくのが良いのかをうかがっていきます。最初に、昨年にBill博士より学んだ「UXメトリクス」の5つのタイプ分類を整理しておきます。5つのタイプとは、「パフォーマンスメトリクス」、「問題点に基づいたメトリクス」、「自己申告メトリクス」、「行動・生理メトリクス」、そして、「統合・比較メトリクス」でした。
ジェフ:この分類は、過去から現在に至るまで、ユーザーエクスペリエンスに関するメトリクスの手法にはどんなものがあって、それらがどんな特徴があるか、を見事に整理していますね。まずは、UXの実践者たちが、これらの手法の違いなどを知ることはスタートラインといえるでしょう。