三菱電機、NTTコミュニケーションズ、SK C&Cは、サプライチェーンのカーボンフットプリントの可視化に向けた実証実験を2025年6月1日(日)より開始する。

本実証実験では、シーケンサを活用して製造現場の装置から収集された各種データを基に、カーボンフットプリントの算出および可視化を行う。
さらに、異なる企業間で情報を円滑に交換するための分散型データ連携基盤「データスペース」の技術を活用。システム間データ通信機能を備えた実験環境を構築し、サプライチェーン全体で発生する温室効果ガスの、排出量を把握するシステムの確立を目指す。
実証実験においては、三菱電機が模擬環境を提供するとともに製造現場のデータを収集する。NTTコミュニケーションズはシステム間データ通信機能を提供。SK C&Cはモニタリングツールを提供し、収集データからカーボンフットプリントを自動算出する。
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