内閣府は「日本オープンイノベーション大賞」の表彰対象を公募する。

平成30年度に創設され、今回が8回目となる同賞では、スタートアップや中小・大企業、大学、研究機関、行政機関などの幅広い連携を対象に、連携の工夫やその仕組みづくりなどに着目した選考を実施。今後のロールモデルとして期待される、先導性や独創性の高い取り組みを称えることで、日本国内におけるオープンイノベーションの推進を図る。
表彰の対象
1.連携の工夫や仕組みづくりにおいて優良な事例または着想
科学技術イノベーション創出に係る活動において、外部と連携する際の工夫や仕組みづくりなどに先導性または独創性が認められるもの。
2.将来の社会や産業の在り方に革新をもたらすことが期待される事例または着想
持続可能な開発目標(SDGs)をはじめ、現在から将来に亘り存在する、もしくは出現することが予想されるニーズや課題の解決を通じて、社会や産業の在り方に革新を起こすことが期待される先導的または独創的なもの。
3.その他科学技術イノベーション創出に係る活動の推進に資する事例または着想など
科学技術イノベーション創出に係る活動の推進に貢献する、もしくは他の模範となることが期待されるもの。
表彰の種類
科学技術政策担当大臣賞、総務大臣賞、文部科学大臣賞、厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、経済産業大臣賞、国土交通大臣賞、環境大臣賞、スポーツ庁長官賞、日本経済団体連合会会長賞、日本学術会議会長賞
※各賞の中で最も優れたものを内閣総理大臣賞として表彰する
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