今年4月の電力小売全面自由化により、消費者は電力会社を自由に選ぶことが可能になる。1月から自由化後に提供される電力料金プランの事前予約が可能となっており、現時点でも一般家庭向けの料金プランを公開している電力会社は10社を超え、今後もさらなる増加が見込まれるという(経済産業省の許認可を取得済みの企業は119社)。
ガスや携帯電話とのセット割引など料金プランが多様化してくる中で、消費者にとって様々な電力会社が提供するプランの中から最適なプランを選択することは非常に困難になると想定される。海外事例をみても、電力自由化先進国である英国では約44%の消費者が電力会社選びに「オンラインの比較サイト」を利用しており、日本のユーザー調査でも40.8%の人が「オンラインの比較サイト」を利用するとの結果があるという。
エネチェンジでは、複数の電力会社の料金プランを一覧で比較表示し、オンラインで切り替え申込までをワンストップで受け付けることで、消費者の負担を軽減しよりスムースな電力会社の切り替えを促すという(エネチェンジ上での切り替えは提携電力会社プランに限定)。また、電気料金の節約金額だけでなく、ガス、携帯電話、ブロードバンド、各種ポイントなどとのセット割引を含めた「実質節約金額」を算出できるという。