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ブロックチェーンの可能性と課題

ブロックチェーンは次世代のインターネットになるか-プラットフォームとサービスの潮流

第1回:

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ブロックチェーンへの「高まる期待」と「山積する無数の課題」

 このように、プラットフォーム面でも、またサービスの面でも開発が進みつつあるが、普及するには解決しなければならない問題も山積している。問題は技術的なものから経済的なものまで多岐にわたるが、ここでは主なポイントだけ示しておこう。

 プラットフォームから見ると、ブロックチェーンは大きくオープン型とクローズ型があるが、ブロックチェーンらしい画期性があるのはオープン型であると言えよう。特定の管理者が不要で、P2Pでシステムを維持するため、利用する側にとってはコスト削減効果が極めて高い。その一方で、データの秘匿性に懸念があることや、データの更新の確定に時間がかかるといった問題がある。また、クローズ型は、オープン型ほどのコスト削減効果は見込めないが、データの秘匿性は高速処理には大きなメリットがある。ただし、クローズ型の場合は、従来型のシステムと比べてコストや速度面でメリットを十分に引き出せるかは課題である。

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この記事の著者

高木 聡一郎(タカギ ソウイチロウ)

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