SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineセミナーレポート

Slush AsiaでTechstarsの客員起業家が語ったスタートアップの心得

Slush Asia 2016レポート

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

 フィンランド発のスタートアップイベントSlush Asia 2016が5月13-14日、幕張メッセで開催された。2日目のStartup Academyプログラムの登壇者の一人、世界的なコーポレートアクセラレーターとして著名なTechstarsのイーモン・ケアリー氏が行った製品のローンチとスケーリングに関するプレゼンテーションの内容をレポートする。

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

ユーザーとのコミュケーションを最重視

 80年代にゲームを作るためにコーディングを覚えたというケアリー氏。以来、一貫してデジタル、インターネットの世界に身を置き、現在はTechstarsの客員起業家(Entrepreneur in Residence)を務めつつ、数社の役員を兼任するなど幅広く活動している。

 起業経験豊富なケアリー氏は「スタートアップのうち、継続的な成功を収めるのは10%未満」という厳しい現実においても「成功者になるためにできることはいくつかある」と前向きだ。なかでも同氏が重視するのがユーザーとの対話である。

ユーザーと継続的に中身のある会話を持つことはとにかく重要だ。ユーザーと繋がれるフィードバックループを作ること。Twitterはもちろん、Intercom、TestFlight、zendesk、Typeformとか、ユーザーとのコミュケーションに使えるチャネルは思いつく限り、何でも活用するといい。

それからユーザーへの質問は、オープンクエスチョンで。クローズドクエスチョンで質問する会社が多いけど、これは大きな間違いだ。

 たとえば「犬の散歩をする人のためのUberのようなサービスを作ろうと思っているんですが、これはいいアイデアだと思いますか」という質問は、イエスかノーで答えられたらそこで終わってしまうクローズドクエスチョンだ。そうではなく「現在、犬の散歩での困りごとはどうやって解決していますか」と、ユーザーの発言を引き出すオープンクエスチョンで聞くのが正解だ。

タイトル

 また、ユーザーからのフィードバックにはきちんと耳を傾けること。Techstarsのピッチプレゼンでプレゼンターに意見を言っても、ピッチで話したことを繰り返すだけの人も少なくないそうだ。フィードバックを真摯に受け止め、テストを繰り返す。ケアリー氏は「おそれずにいろいろやってみる」ことをすすめる。

製品テストに便利なツール

 ローンチ前のテストのためのツールとして、ケアリー氏が紹介してくれたのがpeek.usertesting.com.だ。これはウェブサイトであれ、アプリであれ、一般ユーザーであるテスターが5分間サービスを利用し、その様子を動画で撮影して「なんでこのボタンは青なの?」といったコメントをつけてくれるサービスだ。無料で始められ、有料版ではより高度なテストを依頼できる。

 プロの意見を聞きたいのであればopentest.coもよいだろう。こちらは有料でマーケティングや製品テストの専門家がテストをしてフィードバックを送ってくれる。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
Instagramの成功は「ささっと使えること」、「わかりやすさ」がカギだった

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
Biz/Zineセミナーレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング