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データ活用によるHRテック最前線

人事システムという後進地帯:なぜ人事はデータ活用が出来なかったのか?

ワークデイ株式会社 代表取締役社長 金翰新 連載【第二回】

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一番正確なデータを持っている者がデータを入力する

 では、正しいデータを手に入れるためにはどうすればいいのか。それは正しいデータを持っているのは誰か、といことからスタートする。新しい社員が入社すると、人事部は名前、住所、給与振り込み口座、入社日、マイナンバーなどの個人情報を管理することになる。多くの企業では、入社した人から情報をもらい、人事部でシステムに登録しているのが現状ではなかろうか。ここでミスが発生するのである。

 もちろん、人事に関するデータは入社時点だけではなく、新しいデータが日々発生する。給与の支払、人事評価、スキル、目標達成、転勤、昇進・昇格、さらには扶養家族情報の変更や住所変更なども考えると膨大な量のデータを管理する必要がある。本来は、Single Version of Truth=正しいデータが一つある状態が理想であるが、前述したようなシステムの煩雑さに加え、入力のミスなどから、Multiple Version of Truth=複数のデータがシステムに混在し、正しいデータがわからない状態になってしまっている。

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金 翰新(キム ハンシン)

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