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Biz/Zineセミナーレポート

7人の支援者が語る起業家を増やす「カジュアルな起業」、コミュニティが育つ「古いビル」

Shibuya Startup Ecosystem セミナーレポート Vol.1

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 2000年代初頭、「ビットバレー」と呼ばれITベンチャー・スタートアップの集積地となっていた渋谷。再び、渋谷はあの頃のような盛り上がりを見せることはできるのか? 2017年2月28日、渋谷のスタートアップ・エコシステムについて考えるイベント「Shibuya Startup Ecosystem」が開催された。  イベント内の「パネルディスカッション~VC編~」には、D4V(Design for Ventures) COO 伊藤健吾氏、 ANRI Founder and General Partner 佐俣アンリ氏、グローバル・ブレイン株式会社 パートナー 深山和彦氏、Supernova, Inc. Co-Founder & Director 栗島祐介氏、株式会社DGインキュベーション 取締役CIO 猿川雅之氏、東京急行電鉄株式会社 東急アクセラレートプログラム運営統括 加藤由将氏が登壇。モデレーターは500 Startups Japan マネージングパートナー 澤山陽平氏が務めた。

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起業家を増やす「失敗を許容する文化」と「コミュニティ」

 「日本は起業家が少ない……」という声はよく聞こえてくるが、スタートアップ・エコシステムを語る上で起業家の存在は欠かせない。起業家がいなければスタートアップも生まれず、VCも投資先がなくお金の流れが生まれない。つまり、起業家の数を増やしていかなければ「スタートアップ・エコシステム」という生態系を作り出すことはできない。

 そうした状況を踏まえ、パネルディスカッションは「起業家をどうやって増やしていくべきか?」をテーマにスタート。登壇者それぞれが持論を展開した。

 口火を切ったのは、DGインキュベーションの猿川氏。同社はシードアクセラレータープログラムの先駆けとして、2010年4月から「Open Network Lab」を開催。これまで、多くのスタートアップ、起業家を支援してきている。そんな猿川氏の見解はこうだ。

猿川雅之株式会社DGインキュベーション 取締役CIO 猿川雅之氏

猿川:起業家を増やしていくには、社会全体で「失敗を許容する文化」を作っていくことが大切だと思います。「起業はリスク」という見方をされがちですが、全然そんなことはなくて。

 それに続けて、D4Vの伊藤氏が持論を展開する。同氏は2011年〜2014年にかけて、MOVIDA JAPAN(現:Genuine Startups)のチーフアクセラレーターとしてスタートアップ支援プログラム(Seed Acceleration Program)を行うと同時に、起業家向けのイベント「MOVIDA SCHOOL」も週に1回、運営してきた。

伊藤健吾D4V(Design for Ventures) COO 伊藤健吾氏

伊藤:当時からIVS(Infinity Ventures Summit )などのスタートアップコミュニティはあったのですが、どうやって入ればいいか分からない。個人的にどこに行けば起業家がコミュニティに入れるのかが、ブラインド状態になっていると感じていました。もともとMOVIDA SCHOOLもクローズで運営していたのですが、そうした状況に対する1つのチャレンジとして、THE BRIDGEに協力してもらってMOVIDA SCHOOLの内容を記事にしてもらったんです。
毎週情報を発信していくことで、どういった人たちがスタートアップ・エコシステムにいるのかが分かるようになり、ある程度コミュニティをオープンにすることができたのかな、と。2年半くらい続けて、一定の役割を終えたと思ったので、その活動をストップしました。

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