“真面目で一生懸命にやる人”を基準に、時間をかけて支援する
また、伊藤氏はMOVIDA SCHOOL以外にも転換社債で最大500万円までの資金を提供する、という活動をしていた。「最初の頃は投資する人を選んでいたのですが、途中で『このままでは起業家の数が増えない』と思い、2013年〜2014年は基準をぐっと下げました」と伊藤氏は言い、“真面目で一生懸命にやる人”を基準に投資を実施。
実際、2013年は約20社に投資をしたのだが、既にキャッシュ・オン・キャッシュで投資資金は回収できているという。「こうした活動を支援者が腹をくくってやっていくことが起業家を増やすには大事だと思います」と伊藤氏は語った。