「timbe」の提供形態は、「タグ型」と「モジュール型」の2種類で、「タグ型」はFCS1301(現行機)が屋内での使用を想定している一方、屋外での使用も想定したBLEタグとして活用できるようになった。「モジュール型」は、組込み可能な基盤を持った既存機器のIoT化にも適用可能だという。
フォーカスシステムズは、40年にわたって培ってきたシステム設計・開発の経験を活かし、「timbe」の販売だけでなく、「timbe」を活用したソリューションの企画から設計、開発、運用までの全てのフェーズをワンストップで提供することも可能だという。
■想定される利用シーン
- 所在把握:工場内やイベントにおけるスタッフなどの人的リソース管理/商業施設やレース会場における来訪者や参加者の所在確認/子供やお年寄り、ペットなどの位置確認/教育現場における生徒の出欠確認や安全管理
- 紛失防止:鍵など無くしてはいけない大切なものの捜索/移動する備品の位置確認や捜索
- 生産性・効率化の向上:工場内の重機や部品に装着し、リソースや在庫の無駄を発見/人や物の導線情報を取得・解析して効率化の改善
■「timbe」の特徴
- 防塵・防水:IP65レベル。屋外や粉じんのある工場などでも利用可能。
- 小型・軽量:薄さは5mm、重量は4.25g。装着する対象を選ばない。
- IoT Ready:BLE無線インターフェースデバイスモジュールとしても提供するため、新規のIoT対応電子機器の開発はもちろん、既存電子機器のIoT化にも導入可能。
- 省電力:内蔵リチウム電池で約1年間連続稼働。
- FCS1301(現行機)と完全互換:ビジネス向け業務用ビーコンとして好評の現行機「FCS1301」と互換性を持つため、FCS1301用のツールやソフトウェアがそのまま利用可能。