GoProのありふれたスペックとユニークなユーザー体験
次に機能を超えたユーザー体験の実現した小型アクションカメラのブランドGoProの解決したジョブについて探っていきたい。
GoProの歴史は2002年に、ニック・ウッドマンという1人のサーファーの挑戦に始まる。彼はアウトドア派で、自身のワイルドなアクティビティにカメラマンを同行させたような写真が撮れることを目指し、2004年に35mmフィルムを使ったアクションカメラを作った。その後プロダクトの開発と洗練を進め、現在のGoProは従業員1,000人超の大企業へと成長している。