すべきことは「仮説構築→ヒアリング(一次情報)→仮説検証」
その“失敗のループ”への対策として田所氏が提唱するのは「仮説構築→ヒアリング(一次情報)→仮説検証」というもの。個別に見てみよう。
まず「仮説構築」。ユーザーの現状のプロセスを洗い出し、プロセスの中で痛みのある課題がどこにあるかの仮説を立てる。そして、現状の課題に対する代替ソリューションがあるとしたら、そのソリューションの不満、不便を知ることだ。「3日間調べればわかること。仮説構築というのはデスクトップでできる」と田所氏は言う。まさにビズジン読者にはお馴染みの「ジョブ理論」的なアプローチだ。