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NTTデータ、ブロックチェーン技術を活用した貿易情報連携基盤の実証事業を開始

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 NTTデータは、2018年7月に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下:NEDO)が実施する「IoTを活用した新産業モデル創出基盤整備事業」の一環である「IoT技術を活用した新たなサプライチェーン情報共有システムの開発」の委託先に選定されたと発表した。

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 本実証は、2018年度中に貿易情報連携基盤システムの構築および北米やアジア向けコンテナ輸出を対象とした港湾での実証と効果検証を行い、電子化されていない事業者を含む貿易手続きに関わる事業者の生産性向上と輸出リードタイムの短縮に寄与することが目的という。

 NTTデータは、官民連携でのグローバルサプライチェーンにおける貿易手続きの効率化に向けて、2019年度中の貿易情報連携基盤の社会実装を目指すとしている。

実証事業の概要と特長

貿易情報連携基盤システム

 ブロックチェーンを活用したデータ連携システムを構築します。輸出入者・フォワーダー・通関業・陸運業・ターミナルオペレーター・船会社・銀行・保険等を含めた貿易手続きに関わる事業者間で、貨物や手続きなどに関する正確なデータをセキュリティーが担保された形で共有できる仕組みを提供。

システム連携を容易にするAPI等の提供

 自社システムを保有する事業者向けに、自社システムとの連携を容易にする、使いやすいAPIを提供。また、関係者間のデータ連携に課題を抱えている中堅・中小企業者の利用促進も考慮し、簡易なインターフェースの提供を検討するという。

輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)とのデータ連携

 データ連携方式を検討し、NACCSで処理される業務(税関その他の関係行政機関に対する手続きおよび関連する民間業務)との最適な連携を実現。

海外向け輸出を対象とした実証実験(予定)

 2019年1月から3月に北米およびアジア向けコンテナ輸出を対象とした実証実験を行い、輸出プロセスの効率化を目指す。

貿易手続情報に関するデータ標準や共有ルールの策定作業の協力

 NEDOが別途公募している貿易手続きに関わる事業者が手続情報を共有するためのデータ標準や共有ルール策定のための調査事業に協力。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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