「3種類の指標」が「仕組み」を支える軸になる
営業生産性を向上させるセールス・アナリティクスでは、データ分析・活用するための2つの「仕組み」が必要になります。前回説明した「数字(データ)を生み出す仕組み」と「数字(データ)を活かす仕組み」です。
この2つの「仕組み」は、セールス・アナリティクスの「3種類の指標」を軸に構築されます。
3種類の指標とは、以下の3つです。
- 成果指標
- ストック指標
- フロー指標
1つ目の「成果指標」は、売上や顧客数、平均客単価などの営業・販売促進活動の「成果」です。 成果を得るための「受注プロセス」のステータス(例:訪問、提案、受注など)が2つ目の「ストック指標」で、その遷移(例:「訪問⇒提案」、「提案⇒受注」など)が3つ目の「フロー指標」になります。
この「3種類の指標」を生み出すのが「数字(データ)を生み出す仕組み」で、この「3種類の指標」を活かすのが「数字(データ)を活かす仕組み」です。