「やれそう」「やるべき」を大事にしていくと「やりたい」が育ってくる
木内氏はWill、大我氏はPassionがイントラプレナーに必要であると語ったのを受けて、宇田川氏は多くの企業の人々と話をする機会があるが、理屈としては理解できても本気でやっていないと感じてしまう人もいると話す。
自分自身の実存をかけたもの、自分はこのままでいいのだろうかという思いから発生したものは、単にロジックが通っているだけのものとはまったく違う印象を受けます
宇田川氏は、以前、別なイベントで富士フイルムの元・副社長の戸田雄三氏と対談を行ったことがある。その際、戸田氏が「やれそう」、「やるべき」、「やりたい」の3つが揃わないと大企業ではイノベーションは起こせないと語っていたことに宇田川氏は感銘を受けたという。「やれそう」はリソース、「やるべき」はマーケットドリブンの問題だが、「やりたい」は当事者の問題である。