SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

インダストリーX.0とは何か?

「成果型エコノミー」でのものづくり企業の選択肢──ディスラプターの脅威が増すデジタル変革の時代

第6回

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

デジタルテクノロジーが可能にした既存ビジネスからの“リバンドル”と“アンバンドル”

 ほとんどの日本の伝統的なものづくり企業は、境界線のはっきりした世界に慣れている。これまで繰り返し述べてきたような社内部門間のサイロ化問題だけではなく、社外に対しても知的財産や知識・ノウハウなどは絶対に漏れないように厳密に管理されてきた。予め決められた領域の枠から出ていくような行動は、ハイリスクであり自社の価値を棄損する可能性のある行動だと当然視されてきた。

 しかし、現在、こうした「これまでの当たり前のルール」は通用せず、予測もつかない方向から攻撃者が現れ、新たなテクノロジーを使って、あっという間に市場を塗り替えられる事態が発生している。もしデジタルテクノロジーがなければ、Appleは従来の銀行システムを自社製品の決済に利用することはできなかっただろう。トヨタ自動車のサブスクリプションサービスを展開する「KINTO」がクイックに立ち上がったのも、大きな先行投資なしにそのビジネスモデルの実現を可能にするアプリケーション技術の蓄積があったからである。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
インダストリーX.0とは何か?連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

花岡 直毅(ハナオカ ナオキ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング