SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

インダストリーX.0とは何か?

「成果型エコノミー」でのものづくり企業の選択肢──ディスラプターの脅威が増すデジタル変革の時代

第6回

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

ものづくり企業が成果型エコノミーのエコシステムで成功する“3つのポイント”

 「成果型エコノミー」においては、製品を顧客が所有することにはあまり意味がなくなる。企業単体で価値を提供することの合理性は薄れ、エコシステム(サービスを提供するために必要なビジネスパートナーとの相互連携)を迅速かつ戦略的に構築して、その中で中心的な役割を果たしていく必要がある。顧客ニーズを的確に捉えることがより重要になり、その製品・サービスの提供価値を最大化すべく、多様な機能を取捨選択しなければならない。

 ものづくり企業が形成するエコシステムには、サプライヤー、顧客、テクノロジー会社、スタートアップ、研究機関、競合他社、製造請負会社、ディーラー、ロジスティクス会社などが含まれることになり、この連携を成功させるには、社内に必要なプロセスや手段をそろえなければならない。日本の伝統的なものづくり企業では、過去数十年にわたって、会社の価値、QCD(品質、コスト、納期)改善、顧客との関係の良し悪しが、ひとえに企業努力にかかっていたと言える。しかしこれからは、個々の企業はエコシステムの一部とならざるをえず、その中でどのように他社と協力していくかが成功を大きく左右する。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
インダストリーX.0とは何か?連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

花岡 直毅(ハナオカ ナオキ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング