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スティーブ ・G・ブランク氏が語る、この10年間のスタートアップ投資とリーダーシップの変化とは?

ゲスト:スティーブ ・G・ブランク氏、ラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社 堤孝志氏【後編】

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投資の仕方と、スタートアップのリーダーシップに関する変化

ブランク:もう1つの変化は、投資家ではなく、創業者がスタートアップをコントロールするようになったことです。これまでアメリカのスタートアップでは、創業者は他の従業員と同様に普通株式を保有し、投資家が優先株式を保有して会社をグリップしていました。ところが昨今では創業者の持つ株式がRSA(Restricted Stock Agreement)に変わりました。これにより創業者は他の従業員にはない特別な取り扱いを社内で受けられるのです。そしてRSAを持つかなりの人が、Dual Class Stockと呼ばれる、投資家よりも議決権数が多いタイプの株式を持っています。つまり、創業者が取締役会で自分の意思を通しやすくなっているのです。

堤:創業者がRSAを持ち、投資家よりも取締役会で発言力があるということと、長い間非上場でいることには、何か関係があるのでしょうか。

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