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スティーブ ・G・ブランク氏が語る、この10年間のスタートアップ投資とリーダーシップの変化とは?

ゲスト:スティーブ ・G・ブランク氏、ラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社 堤孝志氏【後編】

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成長したスタートアップにプロ経営者を呼ぶのではなく、No.2を呼ぶ

ブランク:しかし、マーク・アンドリーセンとベン・ホロウィッツは、技術が非常に速い速度で変化する現在には、そのような創業者の処遇は適当でないことに気づきました。そのような時代には、創業者を会社に留まらせることに価値が出てくるはずと考えたのです。なぜなら創業者はクレイジーかもしれないが、イノベーションを持続的に起こせるからです。誰かプロのCEOを連れてくるよりも、創業者をCEOにするべく教育する方がいいと考えたのです。

 GoogleではCEOとして、創業者のラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンではなく、父親的存在としてエリック・シュミットを置くといったことをしていました。しかしFacebookではザッカーバーグをCEOに留め、シェリル・サンドバーグをNo.2の座に置きました。手助けはするが、リーダーシップは創業者のものだという意思表示です。Uberやテスラを見れば、クレイジーな創業者はコントロールしにくいということはわかりますが、このスタートアップのコントロールに関しての実験には価値がありました。10億ドルの価値を生み出す企業が300以上も生まれたんです。

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