ロボットで課題解決をするために必要な“戦略”とは?
──アクセラレータープログラムに採択され、クライアントも集まりましたが、ハードウェアを商品とするのはスタートアップ企業には大変ではないでしょうか。
沢登:確かに、アメリカで協働ロボットを開発していたリシンク・ロボティクスや、日本で全自動衣類折り畳み機「laundroid」を開発していたセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズが倒産したように、ロボットの開発・商用化は非常に難しいです。ただ私は、ロボットを制御するソフトウェアの方が重要だと考えています。私たちも部分的にはハードウェアを作っていますが、基本的にはソフトウェアの会社だと思っています。