5G・IoT時代におけるキッチンロボットの働き方
──2020年に5Gが本格的に実用化されますが、それによってロボットはどのように変わると思いますか。
沢登:IoT 化の流れが加速して様々なものが繋がるようになり、自律的に動くようになると思います。たとえば、冷蔵庫に人の動きにあわせてドアが自動で開く機能や、不要なものを判断して捨てる機能が搭載されるようになるといったものです。特に私たちのいるキッチン領域では、ロボットとキッチンの関係がより密接になると言われています。将来的にはロボットが具材を用意してスマートオーブンに入れ、調理中は他の作業をすることも可能になるかもしれません。5GとIoTによってこの流れが加速すると感じます。