ZOZO、ヤフーによる株式公開買付けに賛同意見を表明し資本業務提携を決定 新社長就任

 ファッション通販サイト 「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは、ヤフーによる株式公開買付け(以下「本公開買付け」)に関して、取締役会の決議に基づき賛同の意見を表明し、ヤフーとの間で資本業務提携契約(当該契約に基づく資本業務提携は以下「本業務提携」)を締結することを決定した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] 企業戦略

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 ZOZOは、ヤフーのメディア事業及びコマース事業による大きな集客効果が見込めること、ヤフーが2019年秋に開設予定の「PayPayモール」における協業シナジーなどから、本公開買付けへの賛同意見の表明、および本業務提携の実施が中長期的な企業価値向上につながると判断したとしている。

 業務提携内容としては、PayPayモールへのZOZOによる出店、ヤフーのメディアからZOZOTOWN(PayPayモールに出店したZOZOTOWNを含む)出店ショップへのユーザー送客、ZOZOTOWNにおけるスマートフォン決済サービス「PayPay」の導入、および付随するサービス導入のための協力、PayPayモールへの企業参加における営業協力などに関して、今後協議を行うことを合意しているという。

 本提携で期待されることとして、「ヤフーのユーザー層、ヤフー経由でのPayPayを利用するユーザーをZOZOTOWNへの誘導」、「ZOZOのサービスの購入者数及び会員数の飛躍的な拡大」が見込めるとしている。特に中高年齢者層において高い利用率を有するヤフーから、ユーザーの誘導を受けることにより、若年層のユーザーを顧客基盤の中心としてきたZOZOTOWNにとって大きな補完効果を期待しているという。また、「PayPayモールにZOZOTOWNが出店することで、ZOZOのサービスを利用する顧客層が一層広がること」に加え、「PayPayモールの出店者がZOZOTOWNへ新規出店することによる取扱商品数の増加」、「ZOZOTOWN上に決済手段としてのPayPayが導入されることにより、決済面におけるZOZOTOWNユーザーの利便性の向上」も期待。

 なお、ZOZOは、本公開買付けの成否に関わらず、今後も独立した上場会社として、東証一部への上場は維持するとしている。

 ZOZOは、2019年9月12日付けで、代表取締役社長 前澤友作氏が代表取締役ならびに取締役を退任したことを発表。あわせて、本日開催の取締役会にて、取締役 澤田宏太郎氏が代表取締役社長兼CEOに就任することを決議。前澤氏の退任は、本人の意向だとしいてる。

新 代表取締役社長兼CEO 澤田宏太郎氏の経歴

 1970年生まれ、神奈川県出身。早稲田大学理工学部を卒業後、株式会社NTTデータ入社。その後、コンサルティング会社2社を経て、2008年、アパレルメーカー自社ECサイト支援業務を手がける株式会社スタートトゥデイコンサルティングを設立し、代表取締役に就任。2013年8月に株式会社スタートトゥデイコンサルティングが株式会社スタートトゥデイに吸収合併後、同社取締役に就任。2019年9月、株式会社ZOZO代表取締役社長兼CEOに就任。