小売事業者が作る、D2C 時代の新たなプライベートブランドとは
では、買物のデジタル化の時代に支持されるブランドとはどんなものでしょうか?
近年急速な成長を遂げており注目されているのはD2C(Direct to Consumer)ないしはDigital Native ブランドと呼ばれる、ブランドです。オンライン上で顧客と直接つながり、例えば「ビーガン」や「オーガニック」など細分化されたニーズに対応する商品/サービスを提供し、ブランディング・購買・アフターサポートまでを完結させることで熱量の高いファンを基盤としたブランドを構築します。スタートアップ企業が中心となっており、小規模だからこそ可能なきめ細やかな対応や、一部の人に強く響く強烈な理念やこだわりとそれを体現するユニークな商品/サービスが、ファンづくりの原動力となっていると言えます。