企業内起業を実践できているモチベーションの源泉
畠山:どのようなモチベーションがあって、企業内で起業されているのでしょうか。
守屋:自分でこのキャリアを目指したわけではなく、新卒で入った会社の社長にやれと言われたことがスタートでした。それでも20年間も新規事業開発ばかりやっていると、1個くらいうまくいくんですよ。「世界を大きく変える」という体験ができたんですね。27歳で立ち上げた事業でその体験をしてからの23年間、私が新規事業開発に携わり続ける原動力となっています。あとは、単純に「好きだから」というのもあります。事業を創って、それでお客様が喜んでくれる。とにかくそれが楽しくて、それだけのために動き続けているところもあります。