本賞は、産業の高度化およびシステム化技術時代を迎えた今日にふさわしい「総合技術を結集した成果」を表彰の対象とし、開発・実用化した企業やグループを表彰するもの。1972年(昭和47年)に創設され、日刊工業新聞社が主催している。製造業の部品調達課題に対しデジタルの力で解決に取り組んだmeviyは、産業社会発展への貢献度の高さ、独創性・画期性などが評価され、「文部科学大臣賞」受賞した。
meviyが提供する「究極の時間価値」
meviyとは、「設計データアップロードで、即時見積もりと加工、最短1日出荷」を実現する、ものづくりのための革新的な部品調達プラットフォーム。設計データから製造工程を自動で生成し、加工・検査を含めた精緻な原価計算アルゴリズムによって5秒で見積もりを算出。加えて、独自のデジタルマニュファクチュアリングシステムにより、最短1日で出荷が可能に。これまで通常数週間かかっていた部品調達プロセスの「大幅な短縮」を実現した。
製造業のプロフェッショナル目線で開発を進め、金型部品、試作加工品(Rapid Prototype)、板金部品・切削プレートと、幅広いサービスを展開。リリース後も顧客のニーズに応え素材や加工処理のサービス拡充を進めるなど、たゆまざる進化を続けているのだという。