関口氏は、これまでも同社の顧問として経営に関わってきたが、今後さらに組織力やコーポレートガバナンス面での提言を積極的に行なっていくという。ベンチャーとしての高い機動力や成長力は維持しながら、社会の公器を担える企業組織の育成・コーポレートガバナンス強化を支援する。
社外取締役 関口康 経歴
東京大学工学部都市工学科卒、マサチューセッツ工科大学スローンスクール(経営科学修士)修了。三菱商事を経て、1990年ボストンコンサルティンググループに入社。1996年にジョンソン・エンド・ジョンソン・メディカルに入社し、1998年にヤンセン協和(現ヤンセンファーマ)社長就任。2009年社長退任し、2010年まで同社最高顧問。2011年よりディー・アイ・エー・ジャパン代表理事、2018年退任。2012年から2020年まで日本医療事務センター(現ソラスト)社外取締役。2014年から2018年まで ケネディックス社外取締役。2018年より大塚ホールディングス社外取締役。2010年よりビジネス・ブレークスルー大学大学院教授、現名誉教授。著書に『ヤンセンファーマ 驚異のビジョン経営』(東洋経済新報社)がある。
就任メッセージ
これまでの医薬品、医療機器事業の経営の経験とネットワークを活かし、社外取締役としての客観的かつ独立した立場から、ジャパン・メディカル・カンパニーの経営力、組織力、コーポレートガバナンスの育成と強化に資する提言や助言を行う事により、若さにあふれ可能性豊かなジャパン・メディカル・カンパニーが、高い成長力と安定した経営基盤のある企業として発展することに貢献したい。