LasTrustは、あらゆる「証明」をセキュアにデジタル化できるブロックチェーン証明SaaS「CloudCerts」を提供している。また、サートプロが運営管理を行う資格の多くは紙で発行・運用されており、合格証を合格者へ渡すまでのリードタイムや発行・管理コストの改善、有資格者側の利便性向上を鑑み、今回のデジタル化実証実験が決定した。
今回の実証実験は、IoT検定制度委員会が実施する「IoT検定」を対象に、
- 特定の期間に資格証明書デジタルを配布(紙の証明書と併用)
- 期間内の対象者にアンケートを実施、利用状況や感想など取得し検証
する予定だという。
両社はこの実証事業後、資格のデジタル化に留まらず、各資格にスコアや属性情報を追記することで有資格者のスキルを可視化するなど、「資格」という社会的資産の価値の底上げに寄与することを目指す。今後は、サートプロが管理・運営をおこなっているAndroid技術者認定試験制度、XMLマスター、アジャイル検定、E検定も順次移行を行う予定だとしている。