取締役会の「多様性」、失敗から学習するための「打席数」と「知の仕組み化」
議論は、イノベーションを起こそうとするときに必要だと考えるものに移っていった。梅澤氏は、大事なものは「チーム」だと語る。現在梅澤氏は、「NEXTOKYO」という2020年以降を見据えた東京の未来像を構想するためのプロジェクトを率いているが、A.T.カーニーからの参加は梅澤氏のみで、それ以外はすべて各界のプロフェッショナルが集まっているという。そこから派生した夜間帯の経済・文化活動を支援する「ナイトタイムエコノミー推進協議会」も、所属の異なる3人の民間人がチームを組んで牽引している。